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フィリピン、日本で事業構築を目指し活動しています。日常の気づきやできごと、考えたことなどを書いていきます!

広がる貧富の格差。金持ちはもっとお金を持ち、貧乏はもっと貧乏に。

今回の記事のまとめ

①アメリカの貧富の格差の拡大

②日本は?

③貧富の格差にどう向き合うのか


※この記事は筆者個人の記事に対する考察で、一つの考え方であり、投資などをされる際にはご自身で再考の上、自己責任において行ってください。
 

米国の上位3名がアメリカ国民半分の資産と同じ

ご存知の通りアメリカでは貧富の格差が大きく進んでいる。もしかするとこの貧富の格差は私たちの思っている以上の差になっているかもしれない。

 

なんと資産ランキングの発表が世界的に有名なフォーブスによると、アメリカの上位③名の資産の合計はアメリカ国民の下位半分が持っている資産の合計と一致するというのだ。

ご存知の方も多いと思うが、近年、フォーブスのランキングに入る人のハードルはどんどん上がっている。

そのほかの人たちが落ちぶれたのかというとそうではない。

 

お金を新たに持つ人たちのスピードが格段に上がっているのだ。

実際にフォーブス400に入ることのできる資産は統計がとられ始めた1980年代前半には2億ドル程度であったのに対し、現在は数百億ドルが必要となっている。

 

この資産の一部への集中化は今もなお続いており、また過去数十年において変わらぬ兆候となっている。

さらにこの記事によると、このアメリカの半分の人口というのはメキシコとカナダの合計総人口よりも多いというのだからさらに驚く。つまりメキシコとカナダの合計の人口よりも上位3人の持っている資産の方が大きいということだ。

 

では日本はどうなっているのだろうか

 

日本の貧富の拡大

日本の貧富の格差の拡大はどのようになっているのか

下記東洋経済の記事にもあるように、日本の貧富の拡大は欧米諸国に比べて遅れて入るが拡大して来ている。

特に政権ベースで考えると小泉政権以降(若い世代で知らない人もいるかと思うが、第一次安倍政権はポスト小泉として支持率の高かった小泉政権の政策を引き継いだ政権だった)、貧富の格差はどんどん広がっている。実際に上記のフォーブス400に入った時の資産と同様、日本の長者番付10位にランクインする金額を見てみると2015年までは3000億円程度あればランクインしていたが、現在は4000億円ないとランクインできないようになっている。

また貧困層のデータを見ると、人口減少が始まっているのに生活保護は200万人を超え全体で見ると右から上がりになっている。

日本で貧富の格差が拡大してきた本当の原因 | 読んでナットク経済学「キホンのき」 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

貧富の格差にどう向き合うのか

これまで見て来た、貧富の格差にどう向き合うのか

この答えは誰にもわからないが、政府をあてにしていても仕方がない。政府の所得再分配を待っていては貧富の格差は広がる一方だ。

資産家がみんなしている一つの方法がある。

それは資産を貯金ではなく運用すること。

運用と一概に言うと損する可能性があると言うことや投資=危ないと言うイメージがあるかもしれない。しかし、このイメージというのは昔、高度成長時代に日本の消費を投資ではなく消費に当てて欲しかった日本のトップにとって都合の良いイメージであること、また当時の日本には投資の利益を上回るような保険商品や預金金利がたくさんあった。だが現在は状況が異なる。日本政府も国民の老後の面倒を見ることが負担になり難しくなって来ており、NISAや積立NISA、個人型確定拠出年金iDeCo)など個人に投資によって老後の資金を貯蓄するように金融庁などは促して来ている。

 

数年前にピケティの「新資本論」というのが一世を風靡したがその中でも最も有名な「r>g」というのは多くの個人投資家を生んだ。(元々は投資の利益上昇の方が給与の増額より大きいこと自体を言いたかったわけではなく、このままでは資産を元々持っている資産家はもっとリターンが増え貧富の格差が増大する一方なのでその是正を行うことを各国政府に働きかける内容だった)それによって多くの世の中の人は経済成長それ自体よりも例えば世界全体に分散投資していた場合には多くのリターンを得られることを知ったのだった。

 

投資が盛んな最近は単純な株や債券などだけではなく、クラウドファンディングやロボアドバイザーなど様々なサービスが出て来ている。色々な種類の商品を見比べて、自分の興味のある、自分にあった投資方法を見るけることも面白いかもれない

 

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