日本の財政的児童虐待

財政的児童虐待と言う言葉をご存知でしょうか？

http://www.wasedajuku.com/channel/bando/detail.php?itemid=135

財政的児童虐待。こちらのリンクにもありますように、これだけは知っておきたい高校生の常識としても取り上げられている問題です。

今日本の社会保障費は膨大に膨れ上がり、予算編成の多くを占めるのが社会保障となっています。

年金や医療費などはその典型で、医療費はかつて１割負担だったものが２割になり、それ以上になろうとしています。年金はかつては蓄積型、つまりためておいた基金を６０歳以上の方に支払われていたのに対し、今は移行型、つまり６０歳未満の方が納めた年金が今の高齢者の方々に支給されています。しかし、それでも到底間に合わないので国債と言う形で未来の日本国民から借金しているのです。

図でもわかるように２０００年、７人で１夫婦を支えていたのに対し、２０２５年には３,６人、２０５０年には２,４人で夫婦を支える必要が出てきます。つまり稼いだお金の半分は高齢者支援に回さないといけないのです。今現在成人している人全てが２０５５年には６０歳以上、つまり迷惑をかけるほうになるということです。

更にこの将来世代（おそらく私たちの子供たち）は今私達がしている国債と言う借金までも背負い、返していかなければなりません。