Be Integity!!

フィリピン、日本で事業構築を目指し活動しています。日常の気づきやできごと、考えたことなどを書いていきます!

ギリシャ財政危機問題と日本

こんばんは

 

連日、毎日のようにギリシャはどうなると騒がれているわけですが、おおくの日本人が他人事にみすぎていると思います。

 

ギリシャは日本と同じように多額の借金を背負い、今までなんとかごまかしてきたわけですが今回、ついにというところまでやってきました。その直接の原因になったのが国民が貸し手であるユーロの緊縮策に「NO」を言い、緊縮策に反対する政権を立てたことからでした。

 

つまり、未来よりも今を選んだわけです。

これ以上きつくなるのは無理だから緊縮策を受け入れない政権を作り、その筆頭のキプロス首相は国民投票にてEUの緊縮策を受け入れるかどうかの是非を問い、その上自分は反対票を投じるようにキャンペーンを行い、勝利したのです。

 

本質的にこの光景に似たものをつい数ヶ月前に僕は見た気がします。

 

それは、大阪都構想住民投票です。この時も大雑把に分けると保守派、既得受益者(高齢者など)VS 革新者(橋下代表、若者)の構図になり、結局は票数をたくさん持っている高齢者の派閥がたった1%の差で勝利し、大阪は大きく生まれ変わるチャンスを亡きものにしました。

 

これは大阪だけではなく、日本全国で、高齢者がおおくの票を持ち続ける現象がこの先何十年も続きます。しかもこの先の世代は子を持たない高齢者も多くなります。どうして今、目の前の生活よりも将来世代の生活を考えられるでしょうか?

 

国民性が違うから日本はこうはならないとは言えません。日本の借金は自分たちの借金でもあり、必ずいずれツケが回ってくることを覚えておかなければならず、対策を今からしていくべきなのです。

 

 

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kubotahiroyuki/20150705-00047259/giri